投稿者: Mr.T
投稿日: 2007年09月28日(Fri) 10時56分27秒
>すると、結局、原文がどのような問題で、どのような解説がなされていたのかが問題となるといったところでしょうか。 > ------------------------------ 敷地権の表示をした建物と、その建物の敷地である土地の登記記録の記録が次のとおりである場合において、次のアからオまでの中ら、Y欄に掲げる者の登記に係る権利がX欄に掲げる者の登記に係る権利に対抗することができるものをすべて選んだ組合せとして正しいものは後記1から5までのうちのどれか。但し、登記事項の記録は、次に記録する事項を除き省略した。
(建物の登記記録) 表題部に記録された所有者A(但し、抹消する記号が記録されている) 甲区1番 所有者保存 平成7年1月9日受付第123号 原因 平成7年1月4日売買 所有者 B ・・・ (途中書略) ・・・ X欄 Y欄 ア A B ・・・
アの解説:対抗問題は生じない。 不動産に関する物権の得喪及び変更は・・・第三者に対抗できない(民177)。 この第三者には、当事者及びその包括承継者は含まれない(大連M41.12.15) 当設問のABは当事者。 ---------------------- 問題を全部写すのは大変ですので、 (ア)に関する部分だけとしました。
問題部分はありませんが、(イ)も当事者で対抗問題とならず、(ウ)は共有者間の持分に矛盾するところがないので対抗問題とならず。 などでした。 | |